2025/08/01 00:39

“今のあなた”に合う精油の選び方
── 産地と化学組成から考えるパーソナルアロマ

「ラベンダーの香りはリラックスに良い」
「ユーカリは風邪予防に使える」
アロマテラピーに関心のある方なら、こうした話を一度は聞いたことがあるかもしれません。

でも、その“ラベンダー”は、どこの産地のものですか?
そして、それはどんな成分組成のものですか?

実は精油は、“ただの植物の香り”ではありません。
産地・抽出時期・育成環境・化学組成の違いによって、まったく別物になることがあります。

この記事では、「今のあなた」に最も合う精油を選ぶための視点として、
産地の違いと**ケモタイプ(化学型)**という考え方をわかりやすく解説します。

なぜ「精油選び」がそんなに大事なのか

例えば「ラベンダー」は、アロマテラピーの世界で最も有名な精油のひとつです。
しかし一言にラベンダーと言っても、産地や気候、抽出時期によって香りも成分も大きく変わります。

具体的にいうと、
鎮静作用をもつ「酢酸リナリル」が豊富なラベンダー・アングスティフォリア
強い抗菌性を持つ「カンファー型」ラベンダー・スピカ
柔らかい香りで感情に作用する「ラベンダー・マイレット」など
同じ“ラベンダー”の名を持ちながらも、効果も香りの印象も異なるのです。
つまり、**今のあなたの体調や目的に合ったラベンダーはどれか?**を選ぶことが、最大のポイントになります。

■ 化学組成とは何か?

化学組成とは、
植物の中で、特定の化学成分が優勢なタイプに分類されたものを意味します。

同じ種の植物であっても、
土壌の栄養状態/日照時間/標高や湿度栽培地域や気候
などの条件によって、含まれる成分の割合が変化します。

たとえば「タイム」という植物は、
抗菌力の高い「チモール型」
やや刺激が弱めの「リナロール型」
バランス型の「ツヤノール型」など、
複数のタイプに分かれ、それぞれ使用方法も注意点も異なります。

この“中身の違い”をきちんと理解したうえで使うことが、
本来の精油の力を正しく活かすために欠かせないのです。

あなたに合う精油は、状態によって変わる

精油選びにおいて忘れてはいけないのは、
「自分の状態は、日々変わる」ということです。

疲れている日
イライラがたまっている日
集中したい日
風邪を引きそうな日
同じ人でも、その日のコンディションや気分により必要な香りや成分は異なります。

だからこそMedessenceでは、
単に植物名や香りの好みではなく、あなたの“今の状態”に寄り添う精油選びを大切にしています。

そのために、成分の違いを明確にしたケモタイプ精油を揃え、
選ぶときに「どう感じたいか」「何をケアしたいか」によってガイドできる体制を整えています。


Medessenceの精油選定ポリシー

Medessenceでは、以下の基準で精油を選定・輸入・販売しています:
・フランス薬局方に準拠した品質(医療グレード)
・成分分析書(GC/MSデータ)を付属
・収穫地・収穫年のロット管理
・オーガニックまたは野生種にこだわった選定

「ラベンダー」ならどれでも良い、ではなく、
“今のあなたに合ったラベンダー”を。
それが、私たちの考えるパーソナルアロマの第一歩です。

■ まとめ:精油は“誰にでも合う香り”ではない

選び方の軸 とポイント
香りの好み:最初の入口として大切。ただし主観に左右されやすい。
植物名:名前だけでは不十分。産地や成分を確認すべき。
化学組成:成分組成の違いが効果の違いを生む。要チェック。
現在の状態:疲労・不安・集中力低下など“今”の悩みに注目。

精油は、自然が生んだ濃縮された力です。
使い方を間違えれば、期待した効果を得られないどころか、体に合わないこともあります。
だからこそ私たちは、「正しく選び、正しく使う」というアロマとの向き合い方を大切にしています。

Medessenceでは、今後も“今のあなたに合う香り”を見つけるための情報を発信し続けていきます。
どうぞご自身の香りとの出会いを、ゆっくり楽しんでください。